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2016年7月 3日 (日)

若い夏 ①

緞帳も幕も開いた舞台では屋台囃子が始まるだろうと感じる太鼓が並べられていました。
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スタンダードの演目は「屋台囃子」「千里馬」「三宅」「モノクローム」。「屋台囃子」の笛は久しく山口さんでした。「千里馬」は二人での掛け合い。「三宅」のセンターの一人は準団員。「モノクローム」は太鼓の位地が定番とは少し違った配置で途中に大太鼓が入りました。これら新発田と重なる演目はメンバーが入れ替わって(新発田公演より準団員の出演者が多い)の演奏でしたが若者達が懸命に叩く姿はここにも在りました。今回三宅の前に帆柱起こし音頭が唄われました。木遣りも好いですが、若者達にはエネルギー溢れる元気な唄はピッタリと感じてきました。

この舞台を演出と出演の前田剛さんの新曲「かざなみ」「遊暮れ」「光」。2015年に立石雷さんが作曲の「穀雨」がスタンダードの演目にはさまれ『風土を感じる』ことをテーマに構成されていました。波の効果音に導かれ、月夜を待つ闇、ガムランの楽器ボナンを一人一つ持って演奏するという見せ方(もしや?星のイメージ?稲妻?)に新しい面白さを感じました。和楽器ではありませんが、メロディを持つ響きは私には違和感なく入ってきました。そうそう。。。新発田でもあった新しい演目「灯篭」、奥行きがなく間口のある舞台ではゆるりと舞いながら過ぎて行きました。幻想的な雰囲気には少し明かるい満月でした。

もう一つ核になる演目は1982年山口幹文さん作曲の「南風」。齊藤さんが演奏するスチームパンと山口さんが奏でる箏の重なる響きが印象的。最初と最後に耳にし、途中一度演目の間を通り抜けるように過ぎて行きました。初演『打男DADAN』の「びえい」の効果に似た感じを覚えました。

準団員全員を含む若者達の舞台。演目一つ一つと真摯に向き合って行ってほしいと願います。自ずと姿や表情に魅力を増すことでしょう。

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コメント

三連発すいません。
正直、新発田と比べてしまうのは仕方ないかな?
「若い夏」だけど年寄りコンビ(すいません)が実にいい感じでした。
「原点を見つめ直す」ことで「新しい風を感じる」
メリハリのあるいい演奏と演出でした。
鼓童ブログにフォトギャラリー載りましたね。
幻想的なでいいショット満載です。

投稿: 東京支部長 | 2016年7月 3日 (日) 21時46分

支部長!!三連発ありがとうです。
早々な情報ありがとうございます。ほんとだ!!鼓童プログに素敵な画像の数々。うん、そうそうって思い出されます。鼓童のお仕事も早いね。

渋いお二人の舞台に立つ姿と集中力は流石です。一緒に舞台に立つ機会を持った彼らの財産だと思います。が、若者達の思いは???新発田では齊藤さんに替わり見留さんでしたが、その色も素晴らしいものでしたよね。

投稿: mukki | 2016年7月 3日 (日) 22時42分

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