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2015年12月29日 (火)

新発田公演に向けて。。。

来年は新発田公演を開催と決めてからどんな舞台にしたいか。と幾度か話し合う時間を持ち、今年も終わろうとしています。年が明ければ本格的な活動を開始です。委員会での意見交換からの報告があがってきました。四半世紀にわたり、鼓童を通して地域活動を行ってきた私たちにできること。。。どこが変わるべきか、どこを伝えるべきか、じっくりと太鼓の音を楽しみながら時代の交差点を確かめたい、そこを大事にする公演にしたいと思っています。

『鼓童が世代交代とともに新たな舞台創造にチャレンジしていることについては誰もが承知をし、理解をしているところです。反面、会場内で賛否の声が上がっていることも観客として感じた共通した声でした。つまるところ、演劇的な手法や様式美など舞台の創造性の広がりに伴い、和太鼓のもっとも特徴的なネイティブサウンドの希薄さに物足りなさを感じていることも事実のようです。

例えば、和食においてもグローバル化するにつれて、他のジャンルのテイストが入ってきますが、根底にあるのは「だし汁・しょうゆ」です。それは素材の旨味を引き出すもので、ソースのように絡めるものではありません。和太鼓もまた同じことが言えます。同じ叩くでも和太鼓とドラムでは微妙に異なります。鼓童に求める和太鼓の世界、これこそが第一人者として、和太鼓の世界を牽引してきた鼓童のもっとも強みであり魅力です。そこが、舞台に対するテイストの違いとして賛否がおこるのだと思います。

決して懐古趣味での話ではなく、ネイティブサウンドとしての和太鼓の魅力は、他の楽器にないもので、それが多くの人たちの心を引きつけていることだと思います。定期公演は、そこのポイントがあり、企画や特別公演は今のような舞台でも何も問題はないのでしょうが、定期公演までも変わってしまった昨今は、そういう舞台の醍醐味をなかなか体験できないといったジレンマが観客にあるように思います。

そこで、新発田公演は、その「和太鼓の魅力」に充分スポットをあてて、ネイティブサウンドとしての「鼓童による和太鼓の世界」を楽しんでもらいたいというのが実行委員会の願いです。』

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